競馬でできた借金の返済が苦しい!でもやめることができない…。
こちらの記事では、そんな悩みを抱えた方へ対策法をご紹介します。
目次
競馬で借金を背負わないようにするには
競馬で借金を背負わないようにするには?競馬からスッパリ足を洗うことです。
身もフタもない言い方ですが、真実です。
競馬は言うまでもなくギャンブルなので、当てて大金を手に入れることもありますが、大きなマイナスを抱えてしまうこともあります。
リスクをいつもはらんでいるので、負けが込んで借金を背負わないよう気を付けなければいけません。
競馬で借金を抱えてしまったら、その競馬で当てて取り返してから借金を返済するという発想が生じます。
その考えそのものがカンタンに競馬をやめられない大きな原因です。
負けた時は競馬をやめようと固く心に決めても、日が経過するとともに決意は鈍くなっていくでしょう。
そのうちまた競馬に手を伸ばしてまた負けてさらに借金を増やしてしまい、経済状態は火の車と陥っていきます。
競馬で借金を背負うリスクは極めて高いです。負けたら“次は取り返せる”とアツくなる前に、冷静に「負けたときのこと」を想像して自重しましょう。
自身の小遣いの範囲で楽しむ分には構わないのですが、借金をしてまで競馬をするのは敬遠したいですね。
競馬の負けを取り返そうと借金しないこと
競馬のマイナスを取り返そうと、借金してまで馬券の投票をしないことが大事です。
競馬の中毒症状に見舞われてしまうと簡単に競馬をやめることができず、馬券投票の出費がどんどん増大していきます。
ひとたび競馬依存症に見舞われてしまうと、なかなか簡単には抜け出せず、長期間にわたって苦しみます。
家計にまで手をつけて家庭崩壊の危険もあるので、競馬依存症にならないように注意しましょう。
投票するレースを絞り金額を決めて
競馬で勝つために大切なことは、我慢強さと平静さでしょう。
これらの2つが守れない人は、まず間違いなく競馬には勝てません。
具体的には、はじめる前にどれだけ勝てばよしとしているか?
またどこまでの金額の負けを許容できるか?
といった、はっきりとした金額を定めているかということです。
競馬をする人でよく見掛けるのが、大きく当てたい,数多く勝利したいという人です。
これは、典型的な負けが込むパターンです。どれだけ勝てばよいかを定めて、馬券の種類、賭け方を決定するというのが、競馬に溺れないための賢明な行動です。
当たることしか考えず負けることもアタマに入れる
先にも書いていますが、競馬をするうえで平静さは大事です。
当たることしか考えずに、むやみやたらと勝負に出るのは避けた方がよいでしょう。
競馬で借金を背負わないことを望むなら、負けることもアタマに入れておくことが大切な心構えです。
競馬でできた借金を返済する方法
ひとたび捉われるとそう簡単には抜け出せないのがギャンブル依存症です。
それだけギャンブルには魅力があるのですが、一度、冷静に立ち止まって、今のままでよいのか考えて見ましょう。
競馬に限らず、できた大きな借金の返済を軽くする債務整理という方法があります。
競馬で当てて返済しようとは思わないこと
競馬はギャンブルなので、当たることもありますが、統計的に見れば負ける確率がだんぜん高いのです。
承知の上で競馬をしているのだとは思いますが、ここで改めて書いておくので思い返してください。
負けが込んで借金してまで入れあげるほど、競馬があなたの人生にとって尊いものかを自分に問いかけて見てください。
借金を背負った時点で、まず考えるべきなのが競馬を一回ストップすることです。
借金を背負ってまで、競馬はするものではないはずです。
借金を完済できるまでは競馬のことは忘れて、コツコツと返済していくことを大事にしてください。
おまとめローンを活用して月々の返済額を減らす
競馬の負けによっていくつもの業者から借金をしていると、それ毎の振込先や返済日を把握しなければなりません。
管理しきれずうっかり返済日を忘れたり、取り違えたりで支払いが遅れると、遅滞した日数分の遅延損害金が発生します。
遅延の期間によっては信用情報に事故情報として記載されるため、今後のローンやクレジットカードの審査で不利になるケースがあります。
また、借入先が増えるとトータルでどれほどの借入残高があるのか見えにくいのもよくないことです。
おまとめローンで借入先を1つにすれば、返済日は忘れにくく、毎月の返済金額や借入残高をチェックしやすくて、借金の管理が容易になります。
そして1社にまとめてしまったほうが、返済金の総支払額が減るメリットもあります。
金利の低い業者に借り替える
現在より金利の低いカードローンへ借り替えを実施すれば、月々の返済額を減らせたり、支払利息,返済総額を少なくすることが出来ます。
カードローンの金利はローン会社によってさまざまです。
少しでも金利の低いローンがあるのなら、そちらへ借り換えるというのも、スマートな利用法でしょう。
少しの金利差でも元金の額の大きさによっては、返済総額に大きな差が生じるのが一般的です。
弁護士に債務整理の相談をする
債務整理は個人ですることも可能ですが、債権者である業者を相手にしますし、任意整理以外では法的手続きが必要になりますから、その道のエキスパートである弁護士にお願いするのがおススメです。
債務整理の手続きでは、借入総額や今後の月々の返済可能額など総合的に判断して、どの債務整理でいくのか、あるいは債務整理せずに返済していくのかを決めます。
弁護士へ相談のはじめはざっくりでも、今後どういう方法を取ればベストなのか、方向性だけでも決められるでしょう。
借金の不安で一杯だった相談前の心のうちは、見通しがついてスッキリできると思います。
競馬でできた借金を放置してもなにもよくならない
家や職場に借金がバレる恐れがある
借金を返済できずにほったらかしにしていると、債権者が本人に連絡を取りたいために、家族や勤務先へ問い合わせが行きます。
業者が家族に“貸金業”であることは伏せて連絡してきても、債務者本人と連絡を取りたいため、切迫していることを伝えてそれとなく“借金の回収”であることをほのめかします。
債務者の勤務先へも業務以外の電話が頻繁にかかってくるため、社業の妨げになってしまいます。
結果的に債務者は会社に居づらくなり、会社を辞めざるをえない状況になることもあります。
会社や家族にばれるリスクが上昇するので、早いうちに債務整理をするとよいでしょう。
弁護士が債務整理の手続きを開始したら、その旨を債権者へ通知(受任通知)するので、債権者から本人や家族,勤務先へ連絡が行かなくなります。
利息が膨らんで返済が追い付かない
借金を繰り返ししていくと借入当初はもちますが、競馬につぎ込んだせいで返済の時に返すお金がない。
しかも返せないから元金が減らず、そのせいで膨らむ利息が原因で借金が減ることがない。
返済金額がどんどん増えていき、返済が滞りがちになります。
債務整理を活用してうまくいけば延滞した利息や、今後の利息を取り除くことはできます。
ポイント
競馬でできた借金返済の相談は借金問題の専門家―弁護士に相談
競馬で作った借金であっても、弁護士に債務整理の手続きを相談すれば受けてくれます。
それから債務整理を依頼しても受任してくれます。
ただし競馬で作った借金を自己破産によってチャラにしたいと考えても、そうはいかないことがあります。
破産法252条1項4号で定めた「自己破産しても浪費や賭博による借金は免除されないこと(免責不許可)」があるので、自己破産―免責でほかの借金は清算できても、競馬で作った借金は残って返済し続けなければならない可能性もあります。
そうであっても競馬で出来た借金返済の相談に関しては、借金問題の専門家―弁護士に相談してみてください。