お金にまつわるコラム 借金滞納

借金で生活がやばい状況に!返済に困ったときの対処法

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借金返済に困った!

生活がやばい状況になった!

このおような悩みの方に、対処する方法を解説しています。

ぜひ、最後までお読みください。

 

 

借金でやばい状況って実際どんな状態?

どこからいくら借りているか、いくら残っているかわからない

たくさんの業者から借り入れがあり、借入先が分からなくなっても、一度に借入先が判る方法があります。

 

(1)個人信用情報機関への開示請求がベスト

どこの業者から借りているかも思い出せない、差し当たって請求書が来る度にどうにかお金を作っている状態という方は、個人信用情報機関へ開示請求を行なってみましょう

 

個人信用情報機関とは、クレジットカードやローンの利用状況を記録・保存している場所のことです。

 

金融機関は貸付審査の時、記録・保存されている信用情報を必ず確認します。

 

なお、質屋やヤミ金,小規模の消費者金融など信用情報機関に加盟していない業者の情報は記録・保存されておりません。

 

(2)開示先のセレクト方法

個人信用情報機関は、3社あります。主な金融機関は最低1社には加入していると考えて差し支えありません。

 

No 機関名 特徴
1 株式会社日本信用情報機構(JICC) 消費者金融・銀行系の双方をカバーしている
2 株式会社CIC 消費者金融・信販会社(クレジットカード会社)系に強みがある
3 全国銀行個人信用情報センター(KSC) 銀行関連のカードローンがメイン
4 日本学生機構 ※延滞者のみ

 

基本的に開示先は、JICCかCICを選択すればよいでしょう

銀行からの借り入れがある場合は、KSCを足すと間違いないでしょう。

 

CRIN(クリン)とは、JICC・CIC・KSCの3社が信用情報をシェアするシステムのことです。

 

これは、KSCにしか加入していない金融機関―例えば銀行からの借入にて長期延滞などをした場合、その後にJICCやCICにのみ加盟している業者へ借金を申し込んでも、貸出審査で落ちる可能性があるということです。

 

このように3社で信用情報をシェアしているなら、JICC・CIC・KSCのいずれかへ開示請求すれば3社の情報が取得できそうですが、開示請求はそれぞれへするべきです。

 

CRINは金融機関が貸出審査の際に確認する延滞・破産などの「事故情報」の共有なので、それぞれの社に記録・保存する取引履歴など詳細な情報は、やはりJICC・CIC・KSCそれぞれへ開示請求する必要があります。

 

 

 

(3)信用情報の開示方法について

自身の信用情報を把握したいのなら、インターネットを用いての開示請求が最も簡単です。

CICに限りますが、早くて15分位で信用情報を見ることが可能です。

 

●JICCのケース

手数料

税込みで1,000円。支払い方法に関しては、クレジットカード、コンビニ払い、ATM、インターネットバンキングのいずれか。

 

次のうちから、どれか1点必要です。

必要書類

運転免許証

運転経歴証明書

写真付き住民基本台帳カード

マイナンバーカード表面

パスポート

身体障害者手帳

在留カード

特別永住者証明書

 

開示結果は郵送でしか受け取れないので、気をつける必要があります。

開示請求は、郵送申し込み・窓口申し込みも可能です。

 

●CICのケース

手数料

税込み1,000円。支払い方法に関しては、CICが指定するクレジットカード払いのみ。

 

必要書類

身分証は必要ありません。インターネットのほか郵送や窓口でも開示請求できます

 

CICが最もスピーディーに開示可能ですが、中規模小規模の消費者金融で加盟する会社が少ない点に注意する必要があります。

 

●KSCのケース

KSCは、郵送でのみ開示請求を受け付けます

 

先ほどにも少し触れましたが、信用情報機関で開示できないパターンは次のとおりです。

・生活福祉資金や、質屋などからの借り入れ

・年金担保融資や、国・地方自治体が行なう貸し付け

・個人間融資など、自身への貸出審査がなされない貸し付け

・規模の小さい消費者金融では、個人信用情報機関に加盟していないこともある

 

消費者金融は財務局あるいは都道府県知事から営業許可を得たら「貸金業登録番号」が交付されます。

正規の営業許可を得た業者でも、規模が小さく限られた地域で細々と貸金業を営んでいるところでは、個人信用情報機関に未加盟の場合があります。

もちろんこういった業者は、個人信用情報機関へ開示請求しても出てきません。

 

無登録業者いわゆる「街金」やそれに含まれる「ヤミ金」などは、まず個人信用情報機関へ加盟していないので、こちらも開示請求しても出てきません。

 

 

返済のために他社から借りてきている

A社への返済のためにB社から借りてきているなど、とりあえず返済期日にかろうじて間に合わせている自転車操業状態は、相当深刻な借金の状況と言えます。

 

返し続けても元金が減らないもしくは増えている

クレジットカードのリボ払いを使い続けている,キャッシングの限度額いっぱいまで借り入れており、返済期日に約定金額を入金したのちすぐに借り入れるなどしていると、入金しても元金返済に充たらないので元金が減りません

 

それでも返済期日に入金の実績が積もると、限度額が上がり新たに借り入れることから、借金の元金が増えることになります。

 

クレジットカードのキャッシングは、一度使うとその便利さに慣れて、限度額が上がるとさも自分の預金口座から引き出すような感覚で引き出してしまいがちになります。

 

毎月返済してもしても借金が減らないなら、この状態に陥っている可能性が高いといえます。

 

 

 

借金でやばい生活を終えるためにまずこれを

いまの借金残高を知る

借り入れ先が判っているなら、まず各社の借り入れ金額のチェックをしてみましょう

 

借入の残高照会は、いつも借り入れ・返済をしているATMやインターネット会員サービスを使うか、電話で問い合わせることで把握できます。

 

月の返済可能額を計算する

何社も借入先がある場合、毎月どこにいくらずつ返していくのかがわからないことがあります。

いまではカード会社や消費者金融のホームページで、月返済額のシミュレーションをできるところがありますので活用しましょう

月々の返済額と、完済までの期間が確認できます。

 

返済のためのお金を作る

交際費・遊興費を切り詰める

生活するうえで「付き合い」は切り離せませんが、付き合いの誘いがあれば「本当にいま必要な『付き合い』か?」を自問して、可能なら付き合いの頻度を最小にしましょう

また、適度に趣味やギャンブルを楽しむことはストレスをためないクスリになりますが、これも月に使う額の上限を決めてその範囲に抑えましょう

 

光熱費・食費を減らす

節約の金額はさほど大きくありませんが、部屋の照明や空調・テレビの電源を切ることで、年単位では支出が変わってきます。

食費も外食を減らして、食べ過ぎないように作る量を調節すると、これも支出を減らすことができます。

 

パートやバイトなどで副収入を得る

勤務先の給与が上がらない状況で、生活費と借金返済の資金を捻出するのが日々困難な状況であることも多いことでしょう。

昨今、大手企業でも副業が解禁されたので、本業の空いた時間で一日に短時間でもパート,アルバイトに充てて収入を得るようにするとよいでしょう。

また、パート,アルバイトの間は遊びに行けないので、支出も減らすことができます。

 

 

 

家族や知人からお金を融通してもらう

個人間の貸し借りは人間関係に大きくかかわるので、その煩わしさを嫌い金融機関から借り入れしているケースが多いでしょう。

 

ただ金融機関からの借金には金利がかかるので、その多寡で苦しんでいると思います。

個人間の融資は、よほどのことがない限り金融機関ほどの金利を要求されることはないので、金利負担の苦しさからは解放されます

 

また銀行から融資を受ける場合、多くの書類が必要ですし、融資実行まで時間がかかります。

個人間融資なら、書類を揃えることもありませんし、融資実行も多少はスピーディに行われるでしょう。

 

借金を一本化する

複数の金融機関からの借入を、一社にまとめることをおススメします

金利の安い会社へ一本化することで、毎月の返済額とともに返済総額を下げることができます。

また、月々の返済も一社でよいので、管理がたいへん楽になります。

 

 

 

借金でやばい状況をそのままにしていたらもっとやばい状況に

返済が遅れると遅延損害金が発生する

金融機関に対して、返済期日に銀行口座から引き落としができない、あるいは返済期日に返済金を入金できない場合、利息の上に遅延損害金を請求されます

あとから返済しても、ます遅延損害金に充たりそれから利息、それから元金に充たるので、結果的に借金を減らすことが遅れていきます。

 

督促・取り立てにあう

返済期日に金融機関へ入金ができないと、金融機関へすぐに連絡するべきです。

 

連絡をしないと、金融機関から本人へメール連絡・電話連絡から始まり、勤務先へ連絡、郵便物による督促、電報による督促、訪問(取り立て)にあいます

 

ブラックリストに載る

借金の返済をしないで、また、金融機関に連絡もせず放置すると、個人信用情報に「延滞者」として事故登録されます

 

裁判にかけられて差し押さえをくらう

金融機関からの督促にも応じず放置を続けると、金融機関は裁判所に訴えて差し押さえをかけてきます

差し押さえがかけられたら覆すことはまず不可能で、生活するところも追われて無一文となりますので、破滅へ向かうことになります。

 

 

 

ひとりで解決が難しいなら弁護士に相談を

借金の早期解決が出来る債務整理というのは、法律のプロフェッショナルである弁護士に相談すると安心できます。

 

相談する弁護士を選ぶポイント

債務整理の解決実績が豊富にある

依頼費用が明朗で適正

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借金の返済で苦しんでいるなら、まずは債務整理の実績豊富な弁護士に相談してみましょう。

 

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