人は様々な理由で借金をします。
・家を買う
・車を買う
・事業を起こす
・無駄遣い
・ギャンブル
など、
「借金をして借りたお金をどう使うか」
「その使い道が正しいのか正しくないのか」
「そもそも借金は良いことなのか、悪いことなのか」
借金に関して様々な意見が飛び交っています。
もちろん「お金を借りる」ということの良し悪しをしっかり考えることは大事です。
ただ、それよりも大事なのは、今ある借金を少しでも早く返済することです。
そこで、この記事では、借金返済のモチベーションを保ち、少しでも早く借金を返し終えるためのコツについて詳しく解説していきます。
借金を返済していくのにモチベーションを保つ4つの方法
借金を返済していくのに必要なモチベーションを保つためには、4つの方法を実践することがおすすめです。
仮に今、
「いつまで経っても借金が返し終わらない・・・」
「何のために働いているのか、生きているのかわからない」
そんな風に思っているのであれば、これから紹介する方法を是非試してみてください。
借金を返し終えた後の理想の生活をイメージする
まずは借金を返し終えた後の生活をイメージすることが大切です。
「借金がなくなったら、どんなに優雅な生活ができるだろうか」
「借金を返し終えたら毎日どれだけ心と財布にゆとりをもって生活できるだろうか」
このようなことを考えるだけでも、前に進む勇気を持つことができるのです。
返済計画と実績をノートにまとめる
借金の総額と、どのように返済していくかという返済計画をノートにまとめてみましょう。
「自分の頭の中で把握できているよ!」
と思う人がいるかもしれませんが、それでは計画的に返していくことはできません。
例え比較的少額の借金でも、自分の頭の中で理解できている場合でも、しっかりとノートにまとめて、いつでも確認できるようにすることが大切なのです。
お金を使うときには気前よく使う
借金を返済している時というのは、どうしても全てにおいて節約しようとしがちです。
その考えはとても素晴らしいのですが、人間どこかで発散しないといずれ我慢していたものが爆発してしまいます。
そのため、お金を使うべきところをしっかりと判断し、その時が来たら気前よく使うということが大切になるのです。
毎月支払いの返済額を減らす
借金は少しでも早く返したいと、ほとんどの人は思っているでしょう。
そのため、中には毎月の返済額を多めに設定している場合もあるでしょう。
しかし、無理をして返済額を上げても、ストレスを溜めてしまい、自分の首を絞めることになります。
まずは自分の収入と最低限必要な生活費を計算し、無理のない範囲で返済をしていくことが大切になるのです。
ポイント
借金を1日でも早く完済させるコツ
では、続いてはモチベーションの維持方法ではなく、借金を少しでも早く完済させるコツについて詳しく見ていきましょう。
少しでも金利の安いところに借り換える
まずは金利の低いところに乗り換えるということが大切です。
お分かりかと思いますが、銀行などによって、金利はバラバラです。
そのため、金利が高い所もあれば、比較的安い所もあるのです。
自分が借りている業者の金利を正しく把握し、別の業者と比較してみましょう。
そして、少しでも今より金利を下げられるのであれば、そちらに乗り換えるというのも賢い方法です。
数社の借金を1社にまとめる
もしかしたら、数社から少しずつ借金をしているという人がいるかもしれません。
しかし、この場合は、どの会社からどれくらい借金をしていて、金利はどれくらいなのか、返済日はいつなのか、ということを把握しにくくなってしまいます。
そのため、借金を1社にまとめ、返済管理をしやすくするということが、完済の近道になることがあります。
収入を増やすために努力する
自分の収入を増やすための努力をすることも大事です。
ただ、会社員の場合は、いきなり収入を倍にするということはできないかもしれません。
そのような場合は副業を始めるなど、別の収入源を作れるように努力してみることも大切になってきます。
節約を実践する
仮に収入が上がったとしても、たくさん使ってしまっては意味がありません。
収入を上げることができたら、次は節約をして、残せるお金を多く作ることを意識する必要があります。
そうすることで、返済に充てられるお金も増やすことができますし、貯蓄として蓄えて、緊急時にすぐ使えるお金を作っておくこともできるのです。
月の食費は上限を設ける
人間は食べなければ生きていけません。
しかし、自分が好きな物を好きなだけ食べていては、食費がとんでもないことになってしまいます。
そのため、毎月の食費に上限を設けて、その範囲でやりくりするということがおすすめです。
特に効果的なのは、月の初めにあらかじめ定めて置いた食費を封筒に入れておくのです。
そして、その1ヵ月はその金額だけで生活できるようにすることで、
「今どれくらい使ったのか」
「残り使える食費はどれくらいなのか」
を把握しやすくなるため、設定した範囲内でやりくりできる可能性が非常に高まります。
通信費の見直しをする
節約をしたい、借金を返済するお金を作りたいと思っている人が見落としがちな項目として、
「通信費」
が挙げられます。
特に大きい出費となっているのは、スマホです。
スマホは現代を生き抜くための必需品となっていて、解約するというわけにはいかないかもしれません。
しかい、最近では格安スマホなども出てきているため、そのような機種に乗り換えることで、通信費をグッと抑えることができます。
交際費の見直しをする
会社の飲み会や、気心の知れた仲間との食事など、様々な交際費が毎月かかってくると思います。
別にこれらを完全に断つ必要はありません。
ただし、月の交際費を計算し、どれくらいの範囲に抑えることができるのかを把握することが大事です。
例えば、一度の飲み会に大体4,000円程かかり、それが月に2回程あるのなら、多く見積もっても10,000円あれば足ります。
これは人によって異なりますが、交際費にも毎月の予算を設定することが大事になってくるのです。
身の回りの不用品を売却する
自宅に、使っていないブランド品、高く売れそうな家具、雑貨、レジャー用品などが眠っている場合には、迷わず売ってしまいましょう。
「いつか使うかも」
と大事にしまってある人がいるかもしれませんが、長期間使わないで眠っている道具がこれから必要になる可能性はかなり低いです。
それよりも、まずは借金を返すことを優先し、フリマアプリなどを使って販売することをおすすめします。
そうすることで、その売り上げをそのまま返済代金として使うことも可能になるのです。
借金返済に苦しんでいるなら債務整理で減額を考える
借金の返済に首が回らなくなってしまっているのであれば、弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に相談することで、債務整理で法的に借金を減額することができる場合があるのです。
債務整理には、
・任意整理
・個人再生
・自己破産
の3つの種類があるのですが、特に利用者が多いのは任意整理です。
この方法が成功すると、利息や延滞金などを免除してもらうことができるため、元本の返済に集中することができるのです。
また、任意整理であれば、家族や会社などに知られるリスクを最小限に抑えることができ、最短2ヵ月程で手続きを終了させられる場合もあるのです。
債務整理は早めに専門家へ相談する
このように債務整理を考えているなら、利息などで借金が膨らむ前に、弁護士に相談することが大事です。
借金というのは、体の病気と一緒で放置をするとどんどん状態が悪化していってしまうのです。
そのため、少しでも借金に関する悩みを抱えているなら、専門的な知識を持つ弁護士に、できるだけ早く相談することをおすすめします。